幹部のみなさんこんにちは。
ビジネスマネジャーの太陽です。
このページでは、幹部の皆さんに求められている3つのコミュニケーション能力のお話をします。
皆さんはコミュ力がありますか?
ただやみくもに話せる能力とは異なる幹部のコミュ力です。
では見ていきましょう!
信頼を得る能力
皆さんは信頼されていますか?
とっても漠然とした、難しい質問ですね。
質問を変えます。
あなたはだれかを信頼していますか?
これなら考えやすいですね。
あなたが信頼している人はあなたのことを信頼しているでしょうか?
きっとその答えは「Yes」です。
人間は自分を信頼してくれている人がいることで承認欲求が満たされます。
そのため、相手のことも信頼しやすくなるのです。
つまり、相手からの信頼を得たいのであれば、
「相手を信頼している」と伝えることが手っ取り早いのです。
これは「返報性の原理」ですね。
承認欲求を与えるから、返したくなる。
しかし、いきなり「あなたを信頼している」といわれても
は??
ってなりますよね。
まずは相手のことを理解し、どういう人なのかを知る。
そうすればおのずと態度で「信頼している」ということが伝わります。
言わずもがな、裏切るような真摯でない行動をとっている人は信頼されません。
自分の行動から見直しましょう。
共感される能力
あなたの思いは伝わっていますか?
考えていることは伝わっていますか?
伝えることはとても難しいことです。
言葉は選んで話していますか?
皆さんはコミュニケーションをとる際日本語を使っていると思います。
ですが、人それぞれの言語があり、「日本語であれば伝わる」というわけではありません。
それは、相手の知識や経験によっては同じ言葉でも違う意味を想像したり、異なる印象がある場合があるからです。
お互いがわかる言葉を(相手が使っている言い回し)使うとより伝わりやすくなると思います。
これを「共通言語」と言います。
納得される能力
ここまで信頼され、伝える能力を話してきました。
しかし、最後に納得されなかったら仕方がありません。
望んでいる行動を相手に取らせる必要があります。(議論としての価値はありますが)
たとえ話をします。
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あなたは卓球部の部員です。
ピンポン玉が少なくなってきたので「備品の補充お願いします」と部長に伝えました。
数日後、部長が卓球台を購入してきました。
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望んでいた行動ではありませんよね。
購入という行動につながっている点から、信頼もあり、何かを買ってほしいということは伝わっていたようですが、肝心のピンポン玉を購入することにはなりませんでした。
部長からするとピンポン玉よりも卓球台のほうが重要だと判断したのでしょう。
ここで必要な能力は
「納得させる能力」です。
なぜピンポン玉が少ないのか?
購入の必要があるのか?
正確に納得するように話せば自分の思うように動いてくれたはずです。
逆を返すと部長は「なぜ卓球台を購入したのか?」部員を納得させる必要がありますね。
部長にこの能力があれば部長の思うように部を動かすことができるでしょう。
さて、今回はここまで。
今回紹介した能力は身に着けるのに時間がかかる能力です。
長い時間をかけて身につけましょう。
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