幹部の皆さんこんにちは。
ビジネスマネジャーの太陽です。
このページでは皆さんが自己管理をする方法をお話しします。
チームをマネジメントする人が自己管理できていなかったら説得力に欠けます。
自己管理=セルフマネジメント ですからね!
まずは自分自身を分析しましょう。
自己紹介 ~ジョハリの窓~
心理学の分野ではよく聞く名前だと思います。
簡単に説明すると
自分がどれだけチームメンバーに理解されているか?
を分析できる手法です。

自分も他人も知っている:開放の領域
自分は知らないが他人は知っている:盲点の領域
自分は知っているが相手は知らない:秘密の領域
自分も相手も知らない:未知の領域
の4つの領域に分かれています。
幹部など、運営に当たる人に対してストレートにフィードバックしてくれるメンバーはとても少ないです。
そのため、盲点の領域を開放するには気兼ねなく話せるメンバーが必要です。
まずは自己開示をすることで信頼を得る必要があります。
自己開示によって開放の領域が広がるほど、お互いの理解が深まり、より連携しやすくなります。
ここで注意していただきたいのは
「人によってペースが異なること」です。
相手の開放の領域を無理に広げることは人間関係に障害が出ます。
メンバーに合わせて行いましょう。
まずは自分から動く、自己開示する姿勢が大切です。
簡単に言うと、ぐいぐい押しが強すぎると敬遠される感じです。
さて、何から手をつけよう?~仕事の優先順位~
幹部の皆さんの中にはきっとToDoリストびっしりで、何から手を付ければいいのかわからなくなる時もあると思います。
優先順位を間違えて手を付けると体がもちません。
できる限り仕事は手の空いている人に流しましょう。
ここではやることを「重要性」「緊急性」で考えます。
1:重要で緊急なこと
2:重要だが急ぎでないこと
3:重要ではないが緊急なこと
4:重要でもなく緊急でもないこと
の4つに分かれます。
このように書き出すと優先順位がつけやすいですね。
一般的に考えるのであれば1の重要で緊急な仕事を最優先します。
次に幹部の皆さんが手を付けるのはどれでしょうか?
正解はありませんが、お勧めは2番です。
重要だが、緊急ではないこと。
重要なことはあなたにしかできません。
3番の重要ではないが緊急なことはだれかに任せちゃいましょう。
振り返ってみてください。
あなたがやっていること、やったことは何番の仕事になりますか?
案外3番の重要でない仕事をやっていませんか??
幹部である自分にしかできない仕事を優先しましょう。
急ぎでもなく、重要でもない仕事をやっていることはありませんか?
ゲームのタスクをこなすことよりもやることはもっといっぱいあるはずです。
任せる技術
仕事の優先順位の中で、
「重要でない仕事は他の人に任せる」と言いました。
では、皆さん自身が仕事を任されるときの上司の対応はどっちのほうがいいですか?
1.細かく指示をしてくれて、指示通りに動けばよい
2.大きな方針を示され、責任はとるから自由にやるように言われる
この質問に対して回答はかなり別れると思います。
人によってマネジメントの方法が異なるからです。
詳しくはこちらをご覧ください。

さて、人に仕事を任せるときに「口出し」をしすぎてはいませんか?
アドバイスが多すぎる。指示が細かすぎる。
こんな状態ではあなたの指示がないと動かない人に育ってしまいます。〈ゴーレム効果〉
「自分が仕事をしている」という感覚がなくなり、モチベーションが下がってしまいます。
判断すらも任せてしまうのも手段です。
幹部の皆さん自身も部長やリーダーから仕事と同時に判断すらも任されているのではないでしょうか?
さて、今回はここまで。
学ぶだけ、知識とするだけでは意味がありません。
このサイトを閉じたら実践してみましょう。
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