チームの「伝統」は守るべき??

チームに関する悩み

幹部の皆さんこんにちは。

  

ビジネスマネジャーの太陽です。

このページでは、それぞれの部活やサークルに存在する「伝統」の意味についてお話しします。

  

僕がサークルに入った時に一番理解できなかったのは「伝統」でした。

きっと新入生の方も疑問に思っていると思います。

皆さんも加入した直後は疑問に思ったのではないでしょうか?

  

何かと「伝統だから」で片づけるような先輩は好かれません。

なぜ伝統が必要なのか語れるようになりましょう。

  

  

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「伝統」とは?

僕は「伝統」と呼んでいますが、各組織によって呼び方はそれぞれだと思います。

「風習」「しきたり」とかですかね。

これらの「伝統」はいわゆる「文化」です。

  

文化はチームにおける価値観や、判断基準に基づきます。

  

文化を教えてくれるチームもあれば、

そうでないチームもあります。

チームに属していればおのずとわかってくると思います。

  

文化のある意味

チームにおいて、文化があると以下のようなメリットがあります。

意思決定の基準

チームの中では何度も何度も意思決定をしてきたはずです。

一つ一つの意思決定の積み重ねが今のチームの現状であり、

文化として残ります。

  

何か意思決定を行うときに文化にのっとって行えば

チームの今の方向性に進みやすくなります。

  

あえて曖昧な表現をしているのは、

サークルや部活によっては素晴らしい文化を持つところもあれば、

腐りきった文化を持つところもあります。

良い文化に従えば、成功につながると思います。

判断するのは皆さんです。

  

チームの一体感

皆さんのチームに一体感はありますか?

文化をチームのみんなが共有することで一体感が生まれます

  

チームの中で暗黙の了解というか、「みんなと同じ行動・意思決定をしろよ」

のような見えない力が働くときがあるかと思います。

それを「集団圧力」といいます。

集団圧力が強いほど結果的に一体感が生まれ、チームとしての力が強くなります。

  

このように文化「伝統」があることには心理学的なメリットがあります。

会社においては良い業績を残す会社には、それだけ良い組織文化があるといわれます。

価値観を共有することができる点が一番のメリットですね。

  

文化・伝統のデメリット

これまでメリットを紹介してきました。

それは良い文化に基づいている場合の話です。

  

もしも悪い文化に基づいたチームがあればどうでしょう?

社会的に悪いという評価を受け続け、その文化によるメリットは見込めないでしょう。

(一体感が生まれることに変わりはありませんが)

  

宗教団体がいい例かと思います。

社会的に悪い評価を受けている団体の文化は良くない、と「社会」は評価しますが、

団体の中では「良い」と評価されます。

  

また、社会的に評価されないということが社会的欲求を強くし、

「どこかの団体に属したい」という欲が強くなり、

さらに団体に依存する。

という流れができあがります。

  

少し話がそれましたが、文化をうまく(悪く?)使えば人間はどうにでもなります。

  

話を戻しましょう。

結論として「悪い文化は良くないよ」ということです。

  

伝統として行われるイベント等があるかと思います。

きっとイベントが発案された当時は崇高な目的があったと思います。

現代ではどうでしょうか?

行う意味はありますか?

「伝統だから」という理由だけで判断することが正しいかどうかは一概に言えません。

意味があるか?

必要なのか?

皆さんはよく考えてください。

  

今回はここまで。

このページを見た皆さんには「疑う力」を付けていただきたい。

これまで普通と思っていたことも、実は理不尽、ほんとは無意味。

ということも多々あります。

  

以下余談

完全に余談なので、組織論について学びたい方は読まないでください。

  

文化という言葉がたくさん出てきましたが、

日本や外国にも文化というものがありますよね。

どんな組織にも文化があり、それぞれ良い狙い、悪い狙い、無意味なものがあります。

その文化はなぜ生まれたのか?

現状どのような影響を与えているのか?

考えてみるのも面白いですよ。

  

もしも皆さんが世界を操れるとしたらどんな文化を「仕込み」ますか??

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